5月27日(金)の朝、学校に一本の電話がかかってきました。
「奈良中学校の青学年の○○さんに助けてもらって、本当に嬉しくて、ありがたくて、それを一言伝えたくて電話しました。」
その方のお名前は伺いませんでしたが、自動車のタイヤが道路の側溝にはまってしまって、困っていたところを、登校中の生徒が一緒に手伝ってくれて事なきを得た、とのことでした。1人は体操服の青い刺繍が読み取れて名前が分かったのですが、それ以外の2人は名前が分からない、ということで、金曜朝のピグマリオンデーと併せて臨時ピグマリオン紹介をし、残りの2人も確認できました。
校長室に来てもらって、そのときのことを話してもらいました。元々一緒に登校していたわけではなく、1人が助けようとしているのを見て、後から加わって、3人がかりでの善行になったようです。
新熊谷プロジェクトでは、「実生活における道徳の『見える化』」が重点になっています。また、奈良中学校の学校教育目標の(徳)の目標は「愛情深き生徒」です。その善行も、そして、そんな電話をいただけたことも嬉しい、金曜日の朝でした。