先ほど、熊谷ラグビー場Bグラウンドで、ラグビー東日本大会本戦が行われました。
奈良中・大幡中・昌平中合同 5-39 世田谷区立千歳中
・・・完敗でした。身長、体重、ダッシュの速さ、球際の強さ、・・・多くの観点で、相手チームがこちらを上回っていました。こちらが相手より勝っていると感じるのは、「勇気」かなと思います。大きくて速い相手選手がボールを持って突っ込んできます。弾き飛ばされる場面もしばしばあります。タックルで捕まえでも、それを振り払われる場面もありました。それでも、「前に出る勇気」が奈良中ラグビー部にはあります。ひたすら前に出て当たって、相手の攻撃を防ぎました。もっと弱気な守り、緩慢な守りだったら、もっと点を取られていたでしょう。何度もピンチをしのいで、39点に抑えた、という39失点です。5点は試合終盤に、相手ゴール前で揉み合っている中、2年生の11番がボールを奪ってトライ!
ここのところ、彼の得点が増えてきました。新チームでは彼がキッカーをすることになります。
試合を終えた選手に「3年生はひと区切りだね。今日は11月13日です。長かったね。本当にありがとう。いい試合をたくさん見せてくれました。奈良中学校に数ある部活動の中で、最長の活動期間で、最高の位置まで勝ち上がったラグビー部の3年生は、まさに歴戦の勇者です。特に、それを率いてきた部長さん、お疲れ様、ありがとう(握手)。今日の試合は完敗だけど、これは1,2年生にとってはまた今後の参考になったように思います。相手チームは、審判に注意されてもシュンとせずに荒っぽいプレーも繰り返すしぶとさがあって、球際で、手も足も出してきますね。泥臭さのあるチームの性格だった。タジタジになりそうだった。全否定することはできない。それで、シビアに勝負に勝って勝って勝ち上がった、強く、恐ろしいチーム、そんな相手だった。良い経験をさせてもらった。3年生は、これからも、また学校生活を一緒にしていこう。1,2年生は、先輩の残してくれた大きな財産を生かして、ラグビー部として成長していこう。立派な引退試合、ありがとう。」こんな話をしました。