早朝から奈良小中学校合同での資源回収が行われました。小学校は大規模改修中のため、奈良中学校だけを会場にして実施しました。奈良中2年生ほぼ全員と本校職員が参加し、奈良小学校からも先生方がたくさん参加してくれました。
資源回収の搬入ペースが落ち着いて、終了が近づいたところでお先に失礼し、テニス個人の県大会(くまがやドーム)の応援に行きました。初戦に間に合いました。勝ち上がった試合も、惜しくも負けた試合も、全て観戦できました。
【テニス個人結果】
2回戦(1回戦はシード)
ゲームカウント 4-2 で勝利
3回戦
ゲームカウント 4-3 で勝利
4回戦
ゲームカウント 3-4 で敗退
↑私は、2人が試合前に、誰の指示でもなく足踏みをはじめ、コンディションを整えるシーンがとても好きです!
市予選と比べて、選手全体のレベルは高く、ショットの深さ、強さがあります。スマッシュをドロップボレーで返したり、そのドロップボレーをさらに角度の厳しいドロップボレーにして返すなど、ラケットとボールが美しい軌跡を描くシーンがたくさんありました。本校の2人からもファインショットの数々が繰り出されました。
そして、それ以上に、ミスショットがシビアに痛いです。テニスには華麗なシーンがたくさんありますが、それ以上に、ミスによるポイントが実に大きいです。自身のもったいないミス、相手の「おや?」と思うようなミスが、全て得点として加算されます。実はむしろ、ファインショットよりミスショットのポイントの方が多く、テニスはすごいショットが打てること以上に、辛抱強く、ショットをコート内に収め続け、「地味に、根気強く、普通に勝つ。」ことが極めて重要なんだと、県大会の場でも実感しました。
本校生徒は大健闘。県大会で2つ勝ちました。あと一つ勝てば、関東大会出場権を決める順位決定戦に出るところでした。そこで力尽きました。競り合っていて、力の入る素晴らしい内容の試合でした。また、負けた後、審判をし、心身共に疲れ切ったところを、使用したコートの撤収作業の手伝いをしていました。これはかわいそうなようですが、実は、名誉なことです。この時間帯まで県大会会場に居て、あと一歩、というところまで残っていた、県で上位の力があったことの証です。
県の大舞台で、持っている力を出すのはとても大変なことです。それができた2人の選手に拍手を贈りたいです。