緑学年、赤学年で編成される新チームによる初めての公式戦、新人戦。先日の陸上に続いて、それぞれの所属している部活動での大会が行われました。
【バレーボール】
奈良中 2-0 大麻生中 勝
奈良中 0-2 別府中 負
奈良中 1-2 三尻中 負
2試合目、3試合目の相手に力及ばず、今回は予選リーグ3位で、2日目に残ることはできませんでした。
1試合目と3試合目を観戦しました。特に、3試合目では、惜しい結果になりましたが、苦しい試合展開でも、もったいない失点を重ねていても、みんな気持ちを切らすことはありませんでした。最後まで背番号1、部長さんは笑顔を失わず、「ほら出てきて!頑張るよ!」自分や仲間を前向きに励まし続けていました。最終セットは19-24、マッチポイントから24-24まで追いつく粘りを見せたのは、奈良中の選手もベンチも、イライラ・ギスギスで嫌な雰囲気を作ることをせず、最後まで諦めない、笑顔を失わない、ポジティブに戦い抜いたからだと思います。
【テニス個人戦】
「優勝県大会・3位県大会・ベスト8・ベスト8」上位8つの内、4つが奈良中という奮戦ぶりでした。選手はおめでとうございます!応援ありがとうございます!すごい結果ですが、ベスト8は県大会には出場できません。だから、ベスト8で惜しくも敗れたペアはものすごく悔しい思いをしました。
でも、奈良中学校テニス部の市内での強さ、選手層の厚さがはっきりしたとも言えます。また、今後の部内での競争が盛んになります。とてもいいことです。明日の団体戦に、また、気持ちを入れて向かっていってほしいです。
【野球】
奈良中 0-10 荒川中 負(3回コールド)
3年生の引退で部員数が大幅に減って、妻沼西中学校との合同チームで出場しました。妻沼西中の生徒もすごくいい子たちで、女子部員が数名いますが、翌野球を分かっています。妻沼西中は1年生が多いそうです。奈良中のエースも、継投後の妻沼西中のピッチャーも、荒川中の強力打線につかまってしまいます。それでも、守備の大崩れによる自滅ではなく、長打、単打を打たれての失点です。力負け、苦戦の中でも、奈良中のエースと妻沼西中の二遊間女子の連携で、2塁ランナーを牽制で追い詰め、もうちょっとで牽制アウトにするほどのナイスプレーがありました。力及ばずのコールド負けでも、ダラダラ失点するのとは違う、必死の防戦、ガッツある守備がたくさんありました。きっとこれから、このチームは成長します!
【剣道女子】
団体戦 奈良中 1-3 妻沼東中 負
個人戦 5位県大会・2回戦・2回戦・1回戦
4人の部員で団体戦。5人に満たないので、1人分の空きは2本負けカウントになります。観戦することはできませんでした。1-3というスコアから、1人は勝ち、1人は引き分けを取っていたのでしょう。もう1人部員がいたらと思うと、本当に可哀想です。
個人戦は、全員の試合を観戦できました。部長さんはいきなり強い選手と対戦し、惜しくも敗れました。でも、姿勢は真っ直ぐで、面の打突もしっかりしていました。勝ち運には恵まれませんでしたが、後輩の戦い方には良いお手本を示しています。1年生のうち2人は中学校に入ってから剣道を始めましたが、幸運にも、今回、勝ち試合を経験させてもらいました。どちらも持ち味が出ました。一人は構え・姿勢がとてもきれいで、面を真っ直ぐに打突できました。もう一人は、元気いっぱいに戦いました。とてもよい機会で返し胴を放ち、一本になりました。相手選手は、こちらと同じくらいの力でしたが、持ち味を発揮できて良かったと思います。そして、5位まで勝ち上がって県大会出場した選手は、決して楽な試合ではなく、緊張してダメになりそうになったりしながら、面に飛び込むのが怖くなりながらも、粘って粘って勝ち上がりました。準々決勝で負け、5位決定戦、勝てば県大会という試合で、面に飛び込んで2本取りました。どんな気持ちだったでしょう。戻ってきて泣いていました。辛かったり、悔しかったり、でも頑張り抜いて嬉しかったり、感動的な県大会出場決定の瞬間でした。