昨日勝った、奈良中・大幡中・昌平中の合同チーム(9割方奈良中メンバー)。
今日は、慶應義塾の中等部と対戦でした。関東大会ならではのお相手です。しかもAグラウンド(ワイルドナイツやワールドカップの会場)での試合です。
電光掲示板に表示され、整列しただけで、感動がこみ上げます。
日本代表は、整列して国歌が演奏されるだけで涙を流すそうですね。それに似た心境と思うのは失礼でしょうか。。。
レンズ越しよりも、直(じか)に目で見たくて、あまりいいシーンは撮れなかったことは御容赦ください。
私の目で見た試合内容をメモします。
まず、慶応の大きい選手によるトライで先制されました。体格差が明らかにありました。大柄な選手が前に走っていたら、1対1では、まず無理でしょう。ボールを持った大柄選手、両脇に大柄な選手が並んで走ってきて、ど真ん中に突っ込まれ、当たる奈良中選手を弾き飛ばすように10m程進んでのセンタートライでした。昨年度の奈良中では、この押し込み型トライを使ったことがありましたが、今年度は、体格的にこれはできないなぁ、と思いました。R4奈良中の独走型トライに持ち込みたい、と思いました。
その後、奈良中に流れが来ます。
「フルバックの部長独走トライ」
「勝負強い男が、キックをキャッチしてそのまま持ち込み独走トライ」
「他にも速い人はいるんだよ!混戦抜け出し独走トライ」
一時は、14-5でリードする場面もありました。
そして、今日のコンバージョンキックは部長が3打数3安打!3トライ3キックで、21点を挙げています。
しかし、押し込まれトライを含め、悔しい36失点。お互いに、攻めに攻めた試合でした。
慶應義塾36-21奈良中・大幡中・昌平中合同チーム
特に印象深かったシーンを紹介します。苦しい場面、守りの場面が多かった中、特に守りで気を吐いたのは、9番、センターの選手です!いつも、校長室及び校長室前廊下の掃除を一緒にやっている彼が、私の中ではヒーローに見えました。掃除中も、そんなに軽いトークをする子ではありません。派手なプレイはありませんが、タックルで相手攻撃を何度も潰し、ピンチを何度もしのいで、チャンスに変えてくれたから、3トライになったのだと思います。勇ましい!
関東大会で、1つ勝って、2つ目で惜しくも敗れました。最後まで粘り、攻め続けました。堂々とした試合運びでした。誇らしいです!