昨日、１月１９日（水）の６時間目、１年生を対象に「生命（いのち）の授業」を実施しました。「くまがやピンクリボンの会」から、５名の皆様にご来校いただきました。現在の新型コロナウイルス感染拡大状況から、体育館での対面式を避け、教室でオンライン会議を使っての実施になりました。序盤に機材の操作で苦労がありました。終わりが少し延びました。
　そんな中、ピンクリボンの会の皆様が、とても大事なことを、温かく、笑顔で講演してくれました。代表の栗原さんは「ピンクリボンの会の活動やがんの知識」について、クイズや実物を触る体験、ご自身のがん体験などを交えながら紹介してくれました。機材トラブルがありましたが、笑顔で対応してくれました。羽賀さんは「ご自身のがん体験」をその当時の心境を振り返るとともに、周りの人の支えなどで乗り越えてきたことなどを話してくれました。大崎さんは「娘さんをがんで亡くした経験」を悲しさだけでなく、その闘病の日々の中でも嬉しいエピソードも含めながら話してくれました。
　１年生の生徒たちは、画面に向かって元気よく手を振ってたり、音声で答えたり、ひとつひとつの講演の終わりに大きく拍手喝采をしたりしました。涙をこぼしながら共感的に聞く生徒もいました。オンライン会議でも積極的な１年生のみんなの態度が、画面や音で、校長室にいるピンクリボンの会の皆様にも届いたと思います。・・・本校の校歌の歌い出しは「愛情深き」です。